ブログの書き方3点「初心者でも良質な記事が書ける3つのポイント」
「今日から始めるブログ副業」その7
今、この記事を読んでくれているのは、ブログ初心者の方が多いかと思います。
最初のうちは、記事を書くのにどこから手をつければ良いか分からないという方もいるでしょう。
そんなあなた(昔の僕)、ブログの書き方の基本形を覚えましょう。
ただ思いつくままに文章を書き並べるだけでは、読者にとって読みにくい文章になっているかもしれません。
今回は、ブログ記事の基本的な構成と書き方について解説します。
この基本形をおさえれば、初心者でも良質な記事が書けるようになります。
他のブロガーと似通った記事を書きたくないという方も、基本的な構造を理解しておけば、読まれやすい記事のまま応用させることも可能です。
是非最後まで読んでみてください。
良質なブログ記事が書ける3つのポイント
良質なブログ記事を書くために意識するべきポイントは下記3点です。
基本的な型を知ることで、型にはめ込むように記事を書けるので、ぐっと書きやすくなります。
1.構成
まずブログ記事の構成を理解しておきましょう。
ブログ記事は、基本的には下記4つの要素から構成されます。
①タイトル
記事の題名
②リード
導入文、記事の概要
③メイン
伝えたいことの詳細、根拠
④サマリー
記事内容のまとめ
「タイトル」、「リード」、「メイン」、「サマリー」で役割が違うので、当然書き方も変わってきます。
それぞれを見ていきましょう。
① タイトル
まずはタイトル。説明不要だとは思いますが。記事の題名ですね。
タイトルはインパクトが大きく、「クリック率」、「離脱率」を左右する重要な役割を担いますが、意外と軽視されがちでもあります。
タイトルを付ける際のポイントは下記3つです。
- キーワードを必ず入れる
検索で見つけやすくするため - 30文字程度で収める
記事一覧の画面などでは、32文字目以降は「・・・」で省略されてしまうため(下図参照) - キーワードを左側に持っていく
左から右に読むので、目に留まりやすくなるため
これらを意識したタイトル設定を心掛けましょう。
② リード
リードは記事の導入部分です。
基本的には、冒頭から最初の見出しまでの文章です。
読者は、リード次第で続きを読むか判断します。
ブログ記事において最も重要な部分と言っても過言ではありません。
リードには力を入れましょう。
リードを書く際のポイントは下記5点です。
- 読者を想定
記事を読む人はどんな人かを可能な限り具体的に想定します。 - 読者の悩み・疑問を想定
その読者はどういった悩みや疑問を抱えて記事にたどり着いたかを想定します。 - 悩みの解決策
先に、簡単に結論や概要を伝えておきます。 - 解決できる理由・権威性
筆者の経験・経歴・職業などの情報を加え、記事の信頼度を上げます。 - メリット・ベネフィット
記事を読むことで、悩みや疑問が解決すること、その先の未来がどう改善されるかなどを書いて、記事の有用性を訴求します。
ここで、「リードで解決策が分かったら、最後まで読んでくれないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、最初に解決策がわかっても、具体的な方法や理由に興味が湧き、読み続ける可能性が高いです。
逆に、リードがほとんどなかったり、もったいぶって結論を書かないリードでは、読み進めても満足のいく結果があるか判断できないため、離脱に繋がってしまいます。
そのため、特に初心者のうちは、必ず上記5点を意識してリードを書きましょう。
本文を書いた後に書くと、記事内容とのブレがない良質なリードを書けるのでおすすめです。
③ メイン
メインは文字通りブログ記事のメインコンテンツになる部分です。
リードで触れた解決策の、具体的方法や根拠を詳細に書きましょう。
ここでリードの内容とブレてしまうと、期待はずれの記事となり、離脱に繋がるので注意です。
メインには、見出しをいくつか設定して見やすくグルーピングしていきます。
見出しにはH2〜H6までの階層があり、使い方には明確なルールがあります。
例えば「AとBの商品比較」というタイトルの記事を書いた場合、下図のように見出しを設定します。
H1はタイトルなので、本文中には使用しません。H2から設定し、H2の内容をさらに細かくグルーピングしていく際にH3以降の見出しを使っていきます。
見出しを設定すると「今どの部分の解説をしているか」が一目でわかり、読者が記事内容を理解しやすくなります。
例えば、この記事であれば下図のように見出しを設定しています。
今、「構成」の中の「メイン」について解説していることが瞬時に把握出来ますよね。
このように、見出しの設定は読みやすい記事作成においてとても重要ですので、話題ごとにきっちり設定していきましょう。
また、読者にわかりやすい文章の作成テクニックとして「PREP法」と呼ばれる方法があります。
PREP法では、下記4つの順で文章を組み立てます。
① Point(結論)
② Reason(理由)
③ Example(具体例)
④ Point(結論)
僕はよく上司に「結論から言え」と言われていましたが、人に何かを伝える時の鉄則は、最初に結論を言ってしまうことです。
なぜなら、最初に結論を言ってしまうことで、相手の中に「なぜ?」や「どうやって?」という疑問が生まれ、その後に続く内容にフォーカスしてもらえるからです。
例えば、上司に「明日から1ヶ月会社を休みます」と言えば、上司がその時どんなに忙しくしていても「なんで!?」と驚いて、その後の話を真剣に聞いてくれるでしょう。
この結論から伝えるテクニックは、メインに限らず、リードや記事全体においても使えるので、覚えておきましょう。
↑上記の解説もPREP法に沿って構成しました。
④ サマリー
サマリーは、記事の締めの部分です。
メイン同様にH2の見出しを設定し、本文を書いていきましょう。
最後に記事の内容を簡潔におさらいすることで、ここまで読んできた情報がパッケージングされます。
そして、全体像や解決方法を改めて伝えることで、それらを行動に移してもらえる可能性が高まります。
また、ベネフィットも再度記載することで、読者の背中を押してあげられるのでより効果的です。
サマリーで記載すべき項目は下記2点です。
- 記事で解説したことのおさらい
- ベネフィット
読者がブログ記事を読み終えたときに、どんな行動をしたくなるかを想像しましょう。
その行動に合わせて、広告や内部リンクを配置すれば、サイトに滞在してくれる時間も増えるはずです。
2.集客戦略
続いて、記事への集客方法についての戦略を練りましょう。
読者がどの経路で自分の記事にたどり着くかを明確にしておく必要があります。
基本的な集客経路は下記の2つです。
- SEO
- SNS
集客経路によって戦略の立て方が異なってきます。
それぞれの経路について詳しく見ていきましょう。
SEOで集客
「SEO」とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことで、Google検索などの検索エンジンで検索したときの表示順位を上位に持っていく作業です。
当然ですが、表示順位が上位のサイトにアクセスは集まります。
SEOでの集客は、このSEOを用いて検索結果の上位に自分の記事をくいこませ、検索した人をその記事に流入させる集客方法です。
こうしたSEOにおける様々な施策の総称を「SEO対策」といいます。
SEO対策の一歩目は、検索されるキーワードについての想定です。
- どんな言葉で検索されるか?
- その言葉で検索する人の抱み・疑問は何か?
上記を踏まえ、書こうとしている記事のキーワードを選定し、キーワードで検索した際にヒットするように組み立てていきます。
初心者でもすぐに出来る方法は下記の2ステップです。
①自分が同じ悩みや疑問を解決したいとき、何と検索するかを考える
②そのキーワードをタイトルや見出しに入れる
これだけでも読者は記事を見つけやすくなり、記事の質自体も上がります。
また、キーワードはタイトルと見出しの両方に入れておくとSEO対策としてもより効果的ですし、見出しに入れておくことで、目次にも表示されるので読み手にも分かりやすくなります。
慣れてきたら、よく検索されているキーワードのリサーチなど、対策の幅を広げていきましょう。
SNSで集客
検索エンジンからではなく、SNSからでも集客を狙えます。
SNSから集客する場合は、SEOを意識する必要はありません。
たとえば、インスタのフォロワーが10万人いれば、そこでブログ記事更新のお知らせをするだけで、たくさんの人に読んでもらうことができます。検索でヒットさせるわけではないので、SEO対策は不要です。
SNSで集客する場合でも、ブログと同じジャンルの有益な情報を発信し続け、フォロワーを増やすことが基本です。ブログとの同時並行は負担がありますが、SNSは拡散力が大きく、こちらから読者へアプローチできる点も魅力です。
3.装飾
満足度の高い良質な記事の作成においては、適切な装飾を施すことも重要です。
たとえば、文字がぎっしりと詰まっていると読みにくくなり、離脱に繋がってしまいます。
また、要所要所に装飾を施すことで、視覚的に文章のポイントを捉えられるので、読み手のストレスが減り、最後まで読んでもらえる可能性が上がります。
よく使われる装飾としては
- 目立たせたい部分に「強調表現(太字・赤字・ラインマーカーなど)」
- 長文が続くところには「箇条書きリスト」
- 文字が続いたら適度に「画像」や「吹き出し」
といった装飾を使い、ストレスフリーに読める記事を心がけましょう。
また、下図のモニターアイコンをクリックすると「デスクトップ」から「モバイル」にプレビューを変更できます。スマホでの画面が文字で埋もれてしまっていないか確認すると良いでしょう。
読者の多くは、パソコンよりもスマホの画面で見ています。常に読者目線での確認は怠らないように心がけましょう。
まとめ|基本形が出来れば、一気に効率化
今回は、良質なブログの書き方3点について解説しました。
記事作成でおさえるポイントをおさらいしましょう。
- 構成:タイトル、リード、メイン、サマリー、それぞれの役割を守る。
- 集客:SEOとSNS、集客経路に合わせた戦略を練る。
- 装飾:文章のポイントを視覚的に捉えられるので、読み手のストレスが減り、離脱を防ぐ。
これらの内容を記事におとしこめれば、記事への集客から読者の行動を促すところまで、一通りの型が出来上がります。
一度型が出来てしまえば、型にはまる文章を書き加えていくだけなので、効率は格段に上がります。
ただし、絶対的な正解はないので、修正しながらより良い型を作っていきましょう。
ブログ初心者の方が、今回のポイントの全てを一度に盛り込むのは大変かと思います。
ポイントを意識し過ぎて、1記事への時間をかけ過ぎてしまうようなら、今日は「構成」、次は「SEO」と、1つずつ取り入れていくことをおすすめします。
繰り返しブログを書き続けることで、自然とポイントを全部盛り込んだ記事が書けるようになっているはずです。
その頃には、あなたの記事で読者が申し込み、報酬が発生していることでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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