Google「キーワードプランナー」でできること 無料版でも超便利
ブログ記事のPV数アップには、キーワード選定が非常に重要です。
なぜなら、悩みでも疑問でも探し物でもショッピングでも、検索エンジンのほとんどの検索がキーワードの組み合わせでおこなわれているからです。
どのキーワードの組み合わせで上位表示を狙うかが定まらないと、箸にも棒にも掛からない記事になりかねません。
キーワード選定は、関連キーワードを抽出し、検索ボリュームと競合性をリサーチ、検索上位をとれそうな見込みがあるキーワードに絞りこむ作業です。
このキーワード選定を１つでまるっとこなせてしまうのが、Google公式の無料ツール「キーワードプランナー」です。
今回はキーワード選定に必須ツールのキーワードプランナーでできることや、登録手順、実際の使い方を解説します。
すぐに使えて難しい設定もないので、速攻であなたのブログの記事作成に活かせます。
是非最後まで読んでみてください。
キーワードプランナーとは？
Googleキーワードプランナー（旧Googleアドワーズ）とは、Google公式の無料ツールです。
キーワードごとの月間検索数（検索ボリューム）や、関連キーワード・競合サイト数のリサーチなど、SEO対策に役立つ情報を入手できます。
キーワードプランナーでできること
キーワードプランナーでできることは、主に下記の４つです。
- 関連キーワードの抽出
- キーワードごとの検索ボリュームのリサーチ
- 競合性の調査
- リスティング広告を出すときの単価の確認
ただし、広告費の支払いがないとキーワード選定における重要なリサーチポイントである検索ボリュームはおおよその数値しか確認できない制限があります。
少額でも広告を出して、有料版に切り替えるのもおすすめです。
ちなみに、Google公式のツールには他に、アナリティクスやサーチコンソールがあります。
アナリティクス
Webサイトへのアクセス状況を分析するためのアクセス解析ツール。コンバージョン率や直帰率、滞在時間などユーザーの行動が分かる。
サーチコンソール
検索エンジンにおけるWebサイトのパフォーマンスを分析するためのツール。検索クエリやクリック数、掲載順位など検索エンジン上でのユーザーの行動が分かる。
やりたいことによってGoogleのツールを上手く使い分けましょう。
キーワードプランナーは主にブログのキーワード選定に使います。
キーワードプランナーの登録手順
それではキーワードプランナー（Google広告）の登録を実際に行ってまいりましょう。ざっくりした手順は下記です。
- Google広告の公式サイトにアクセス
- アカウント設定の確認
- 設定完了
キーワードプランナーの登録はあっという間にできます。
ただし、ここで解説する手順は事前に「アナリティクス」と「サーチコンソール」を導入している前提です。
アナリティクスとサーチコンソールもブログ運営に必須のツールですので、先に設定を済ませておきましょう。
手順１：Google広告の公式サイトにアクセス
アナリティクスとサーチコンソールの設定が完了したら、Google広告公式サイトのキーワードプランナーのページから【キーワードプランナーを使ってみる】をクリック
手順２：アカウント設定の確認
【アカウント設定の確認】のページに切り替わったら
【請求先住所の国】→日本
【タイムゾーン】→日本時間
【通貨】→日本円
オプション２つをどちらかにチェックし、【送信】をクリックします。
手順３：設定完了
設定はこれだけでOKです。【キーワードプランナーを使う】をクリックしてツールの画面を開きましょう。
キーワードプランナーの使い方
キーワードプランナーでは、調べたいキーワードの「月間検索数」や「関連キーワード」、「競合性の高さ」「広告出稿時の入札単価」などを調べられ、基本的にはSEO目的で使用されています。
キーワードプランナーのメイン機能は下記３つです。
① 新しいキーワードを見つける
② 検索のボリュームと予測のデータを確認する
③ 競合サイトのキーワードをチェックする
ここからは、キーワードプランナーのメイン機能の使い方について解説していきます。
① 新しいキーワードを見つける
【新しいキーワードを見つける】から、ロングテールキーワードを選定する場合の、関連キーワードを見つけることができます。
ロングテールキーワードとは？
複数語の組み合わせからなるキーワードで、検索ボリュームが少ない反面、下記理由から成約率が高いという特徴があります。
- 訪問する読者の購買意欲が高い
- 検索意図が具体化しニーズに応える記事を作りやすい
キーワードプランナーのホーム画面左側の【新しいキーワードを見つける】をクリックします。
検索ボックスに自分のブログのジャンルに関わるメインキーワードを入力しましょう。
複数のキーワードを同時に検索できるので、メインキーワードの候補が複数あればまとめて入力してOKです。
入力したら【結果を表示】をクリックです。
下図のように、検索結果画面では、入力したキーワード・関連語句との複合キーワード、それぞれの月間検索数（検索ボリューム）などのデータが一覧で表示されます。
①→月間検索数 ②→競合性の高さ ③→リスティング広告を出すときの入札金額
キーワード候補から関連キーワードと検索ボリュームを確認し、ロングテールキーワードを組み立てていきましょう。
※キーワードプランナーの競合性とは、広告を出稿したときの競合性です。
キーワードの検索結果で表示される他サイトとの競合性ではなく、キーワードで広告を出稿している競合数を示したものです。
SEOの競合性をリサーチする場合は、実際に検索するか、他のSEOツールを利用する必要があります。
② 検索のボリュームと予測のデータを確認する
【検索のボリュームと予測のデータを確認する】で、選定したロングテールキーワードの予測データなどをより詳しく見ることができます。
キーワードプランナーでは、個別のキーワードの検索ボリューム（月間平均の検索ボリューム）を調べられます。
キーワードプランナーのホーム画面右側の【検索のボリュームと予測のデータを確認する】をクリックします。
キーワードプランナーのホーム画面右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選びます。
下図青枠内に確認したいキーワードを入力して【開始する】をクリックしましょう。 
検索結果の画面から【予測】のタブに切り替えましょう。
こちらはあくまで広告を出した際の予測データなので数値は異なる点がありますが、１年間でどの時期が検索数が伸びるか、どのデバイスで見られているかなど、参考になるデータもあります。
③ 競合サイトが使っているキーワードのリサーチ
最後に、競合サイトが使っているキーワードのリサーチ方法です。
サイト全体で使っているキーワード、ページ単体で使っているキーワードのリサーチができます。
競合サイトのキーワードは【新しいキーワードを見つける】から調べられます。
【ウェブサイトから開始】に切り替え
入力ボックスにチェックしたい競合サイトや競合ページのURLを入力
【結果を表示】をクリックします。 
あとはフィルタや検索ボリュームでキーワードを絞れば最適なキーワードを見つけられでしょう。
たとえば参考にしているブロガーがどのようなキーワードで集客しているのかをリサーチし、参考にしましょう。
まとめ｜キーワードプランナーでさっそくキーワード選定
今回は、キーワードプランナーでできること、登録手順、使い方について解説しました。
▼キーワードプランナーでできることのおさらい▼
- 関連キーワードの抽出
- キーワードごとの検索ボリュームのリサーチ
- 競合性の調査
- リスティング広告を出すときの単価の確認
使い方もとても簡単で、無料版でもざっくりした検索ボリュームは分かるので、すぐにキーワード選定ができるようになります。
ただし、検索ボリュームは重要なので、細かい数字が必要だと感じたら少額でも広告を出して有料版に切り替えるのもおすすめです。
論より証拠、まずはさっそくキーワードプランナーを使ってキーワード選定を行い、記事を書いてみましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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