ブログの「ネタがない」を解消! 根本原因の改善と具体的施策
おゆきさん!
いくつか記事を書いてきましたが、もうブログに書くネタがないです!
「ブログに書くネタがない」ブロガーなら誰しも一度はこの状況に陥ったことがあるのではないでしょうか。
ネタがない→書かない→伸びない→稼げない
この最悪のループからは早々におさらばしましょう。
今回は、この「ネタがない」状況を解消するための方法を解説します。
その場しのぎの施策でなく、根本から改善し、「ネタがないはあり得ない」という状態に導きますので、是非最後まで読んでみてください。
1.まずはブログのネタがない根本原因4点を改善
まずは「ブログに書くネタがない」という状況に陥りやすい根本的な原因について触れておきます。
ブログのネタがない根本原因は下記4点です。
ここを改善しておかないと、いくらネタ探しの方法を実践しても同じところに戻ってくる可能性があります。
まずは前提条件として、これら根本原因の改善を行いましょう。
ブログのコンセプトが明確でない
ブログのコンセプトがしっかり決まっていないと、選択肢があり過ぎて逆に何を書いていいのか分からなくなります。
雑記ブログによくある現象です。
ブログのコンセプトは下記3つに集約されます。
これらを具体的に決め、ブログのコンセプトを明確にしましょう。
方向性が見えると、自ずと何を発信していくかも明確になり、ネタを考える必要がなくなります。
たとえば、ダイエット方法を紹介するブログを運営する場合で考えてみましょう。
コンセプトを下記のように設定することができます。
- ターゲット:30代以降の男性サラリーマン
- ジャンル:中年男性に特化したダイエット方法
- ベネフィット:スタイリッシュなイケおじになれる
もちろん、記事が溜まっていく中で、ターゲットを広げたり、ジャンルを修正していくのはOKです。
上記のようなコンセプトを元にネタを考えると、「ここの贅肉で悩んでるはず」とか「この運動が効く」とか「この食品が良い」とかアプローチがどんどん出てきます。
まさにこの記事もそうで、「ブログに書くことがなくて困っているはず」という発想から記事を書いています。
勉強不足
これは当たり前ですが、執筆するジャンルについてのインプットが無ければアウトプットできるはずがありません。
ブログのジャンル選定の段階では、ただ自分が興味があることでもOKです。
ただし、選んだ以上はそのジャンルの専門家を目指さねばなりません。
コンセプトが定まっているのに、記事のアイデアがまったく浮かばない場合は、シンプルな知識不足の可能性があります。
そのジャンルについて学びましょう。
新たに知り得たことは発信したくなるはずですし、アウトプットすることで真の理解に繋がります。
このアウトプットすることで理解を深めるという部分はブログの醍醐味の1つでもありますね。
記事の質を求め過ぎている
他の人の記事より詳しく書きたい、関連知識の全てを網羅したいなど、質を求め過ぎてしまうと、記事のネタ選びの時点で過度にこだわってしまい、結果的に記事を更新できない状況に陥ります。
詳細に書くというのは大切なことですが、一定量の記事を書き溜めていくことで知識と経験が育まれ、自ずと記事の質は上がります。
一つの記事に対して質を求め過ぎるより、まずは記事を完成させることに重きを置き、サイト全体で少しずつジャンルについて網羅、深掘りしていくイメージを持ちましょう。
選り好みをしている
あるジャンルについて深掘りしていくと、さらっと書けそうなネタと、苦手だったり手間がかかりそうなネタとに分かれてきます。
得意なネタばかり書くクセがつくと、やはりネタ切れに陥ります。
また、ジャンルへの網羅性を欠くという点でSEOの観点からも望ましくはないです。
実際のとのろ、苦手だったりとっつきにくいネタこそ記事数を稼げます。
苦手なネタで記事を書いていると、自分でも深く理解していない部分が出てきたりするので、その都度つまずいてしまいます。
このつまずいた部分を深く調べて1つの記事にしてしまいましょう。
自分がつまずいているところは、多くの人が同じように「よく分からない」と感じている可能性が高いです。
ここを分かりやすく噛み砕いて解説してあげると、読者の悩み解決に繋がります。
こうして、苦手なネタをさらに細分化して1つずつ記事にしていくと、より深い知識を得られ、ブログの専門性や網羅性も増します。
ネタを選り好みせず、苦手なネタは細分化して1つずつ手をつけていきましょう。
2.ブログのネタ探しの大原則「キーワード選定」
ブログに書くネタ探しの基本は「キーワード選定」です。
キーワード選定とは、記事を検索結果に表示させるために検索エンジンに入力するキーワードを予め設定しておく作業です。
このキーワードを1つの記事に対して複数設定することで、読者を具体的に想定し、検索意図を深掘りし、実際の読者の悩みや疑問の解決に導けるような記事を書きます。
この記事がまさにそうで、「ブログ」「ネタがない」「解消」という複合キーワードを選定して書いています。
想定読者と検索意図は下記のようになります。
想定読者
- ブロガーで比較的初心者
- いくつかブログを書いたもののネタがなくなって困っている
- まだネタ探しの手法が確立できていない
など
検索意図
- ネタ切れを解消したい
- ネタ探しの方法を知りたい
など
上記のように、キーワード選定から想定読者の検索意図に応える形で記事を書いていきます。
ちなみに、関連キーワードの組み合わでできたキーワードを「ロングテールキーワード」と呼びます。
膨大な数の関連キーワード同士の組み合わせの中から、1記事に対して1組のロングテールキーワードを選定するので、組み合わせの数だけ記事が書けることになります。
つまり、記事はほとんど無限に書けます。
キーワード選定によるネタ探しの手順
それでは、実際にキーワード選定でネタを探す手順を見ていきましょう。
キーワード選定によるネタ探しの手順は下記です。
上記手順をふまえ、実際にキーワード選定からブログ記事のネタを探してみます。
① メインのキーワードを固める
まずは、メインとなるキーワード固めます。
Googleの「キーワードプランナー」が便利です。
たとえば、「ダイエット」のジャンルでブログ運営をしているとしましょう。
まずは「ダイエット」というキーワードに対して、どんな関連キーワードが付け足されて検索されているかをチェックします。
表示された結果には、「リベルサス」「ファスティング」など様々の関連キーワードがあり、これら全てがブログのネタの候補となります。
とりあえず今回は「ダイエット 食事」というキーワードを選ぶとします。
② 関連キーワードで細分化
「ダイエット 食事」だと検索ボリューム(月間検索回数)が10万~100万なので非常に多いです。
もちろんこのキーワードで検索上位を取れればアクセスは爆発的に伸びるでしょうが、想定読者も検索意図も不明瞭で、読者の求めているものにばっちりハマる可能性は低いです。
このような抽象的で検索ボリュームの多いキーワードの場合は、ドメインパワーが高く、専門家を従え、網羅性に富んだ法人サイトが圧倒的に強くなってしまうので、キーワードを追加して想定読者と検索意図を細分化する必要があります。
なので今度は、「ダイエット 食事」でさらに関連キーワード候補を見つけていきます。
新たに「ダイエット 食事 オートミール」というキーワードを見つけました。
検索ボリュームも100~1000なので上位を狙うのにちょうど良さそうです。
③ 想定読者と検索意図を考察
ここまでで、今回のキーワードは「ダイエット 食事 オートミール」に決まりました。
あとは記事の内容をイメージするために想定読者と検索意図を考えていきましょう。
想定読者
- ダイエットと健康の両立を目指している
- 比較的流行にも敏感
など
検索意図
- オートミールがダイエットに効果的であるか
- オートミールの栄養素や健康に与えるメリット
- オートミールの摂取量目安や注意点
など
あくまで僕の考察なので、実際に訪れる読者と必ずしも一致しているとは限りませんが、このように具体的なイメージができます。
あとはこの想定読者に対して、検索意図に応える形で記事を書いていきます。
実際に「ダイエット 食事 オートミール」で検索してみて、上位にどのような内容の記事があがっているかも参考にしましょう。
3.その他のブログのネタ探しの方法
キーワード選定によるブログのネタ探しが基本ではありますが、他にもあらゆる所からネタは舞い降りてきます。
ここからは、情報に溢れた生活の中でブログのネタ探しに効果的な方法を紹介していきます。
おすすめのネタ探し方法は下記です。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
SNS、YouTubeの活用
XやInstagramなどのSNSは情報の鮮度という点で強みがあります。
話題、トレンド、関心事をリアルタイムでキャッチできるので、まだ検索キーワードとして広まっていない情報を先駆けて記事化すれば先行者有利の状況を作れます。
このような記事化へのフットワークの軽さは個人ブログならではの強みです。また、記事をSNSで拡散すれば流入も見込めるので一石二鳥です。
読者の悩みを知るツールとしてもSNSが使えます。
特にXは、キーワードでツイートを検索すればユーザーの悩みや疑問などの生の声を確認できるのでおすすめです。
YouTubeにもブログ記事のネタのヒントは散りばめられています。
特定のジャンルの専門家が発信している教育系コンテンツは、内容が濃く、ネット上では得られない情報に触れていることも多いです。
YouTubeはブログコンテンツ以上に複雑な要素の掛け合わせが必要なので、ブロガーにはない新たな視点、知見を得られる可能性があります。
Q&Aサイトの活用
「Yahoo!知恵袋」などのQ&Aサイトで実際の悩みを知ることで、その質問に答える形で明確に読者を想定できるので、とても良質な記事が書けるようになります。
Q&Aサイトの質問の多くは、キーワード検索では解決できなかった悩みや疑問であるため、内容が具体的で記事のイメージがしやすくなります。
ただし、ブログの集客はあくまで検索エンジンに向けたキーワード選定が前提なので、自分ならどんなキーワードで検索するかを考え、キーワードを意識した記事作成を心掛けましょう。
ライバルブログを読む
ネタ探しに限らずですが、同じジャンルのライバルブログはヒントの宝庫です。
下記3つの点に注目して記事を分析してみましょう。
- 想定読者
- 記事の独自性
- 狙っているキーワード
全く同じ土俵で質の高い記事を目指すのも手ですが、想定読者やキーワードを少し変えてみるのも手ですね。
実際に体験する
ネット記事や書籍から収集した情報は、あくまで第三者からすでに発信されている二次情報です。
実際の自分の体験である一次情報に勝るものはありません。
たとえば、紹介したい商品やサービスを実際に利用してみるというのが1番分かりやすい例ですね。
ユーザーとして同じ立場で体験することで、ジャンルへの理解が深まり、他のユーザーが抱くリアルな悩みも発見できるはずです。
また、一次情報をもとに書かれた記事は独自性が圧倒的に増すので、SEOにおいても高い効果を発揮します。
常にアンテナを張る
これは方法というよりスタンスの話になりますが、日常生活の中で常にネタ探しのアンテナを張っておきましょう。
また、ネタになりそうなことを見つけたらその場ですぐにメモを取るクセも大切です。
- 最近よく耳にするワード
- 話題のニュース
- 友人との会話
- 自分自身の悩み
など
これらを自分のブログジャンルと兼ね合わせて記事になりそうかを考えてみましょう。
本業が忙しい副業ブロガーも、頭の片隅にブログを置いて生活を送ってみてください。
この少しの意識の違いだけでも、日を重ねるごとに大きな差になって現れます。
4.まとめ|「ネタがない」はあり得ない
今回は、「ブログに書くネタがない」という状況に陥る根本的な原因と、ネタ探しの具体的な方法について解説しました。
読者の悩みや疑問が尽きることはありません。
その分だけ記事は書けますし、それらはキーワード選定から抽出可能です。
ネタがない状況とは、すべての悩みや疑問を解決し終えたということですが、そんなことはあり得ないですよね。
結局のところ、読者の目線に立つ、読者の声に耳を傾ける、読者に寄り添うことで自ずとネタは溢れてきます。
そうして多くの悩みを解決に導くことができれば、あなたのブログの評価も上がり、アクセスも指数関数的に伸びていきます。
そしてそこには必ず報酬もついてきます。
誰しも一度はネタがないという状況に陥りますが、必ず乗り越えられますので、今回解説した方法を是非試してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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