ブログのプライバシーポリシーと免責事項の書き方【雛形付】
「今日から始めるブログ副業」その11
今回はブログ収益化を考えている人には必ずチェックしてもらいたい、「プライバシーポリシー」や「免責事項」など、サイト内に掲載必須の項目の書き方についてコピペ用の雛形付きで解説します。
形式ばって堅苦しいですが、プライバシーポリシーの表示がないと個人情報保護法違反などの問題になる可能性も0ではありません。
また、免責事項を記載しておかないとアフィリエイトで紹介した商品の不具合の責任を追及される可能性も0ではありません。
まあ今まで一度もないですが笑。
とはいえ、一度設置してしまえば更新が必要になることはほとんどなく、ブログ運営の負担にはならないので、今すぐWordPress(ワードプレス)の固定ページを作成してフッターメニューに設置しましょう。
更新する必要がないのは分かったんですが、そもそも何を書けば良いのかがさっぱりです。
もちろん書き方について漏れなく解説するから雛形をコピペで使ってもらってOKだよ!
是非最後まで読んでみてください。
収益ブログに固定ページで設置するべき4項目
収益ブログを運営する上で、サイト内に設置しておくべき項目が4つあります。
これらはそれぞれ固定ページを作成して表示させておきましょう。
設置するべき項目は下記4つです。
難しそうな響きですが、これから紹介する内容はほとんどそのまま使えるので、30分もあれば設置できます。
ちなみに、このサイトではトップページ上部に「自己紹介ページ」と「問い合わせフォーム」を設置
トップページ最下部に「プライバシーポリシー / 免責事項」を1ページにまとめて設置、さらに「問い合わせフォーム」を再度設置しています。
それでは、それぞれの書き方などを詳しく確認していきましょう。
1.プライバシーポリシーの書き方
「プライバシーポリシー」では、取得した個人情報の利用目的や管理方法を記載します。
ブログを収益化する上で、読者の個人情報を取得する場面が出てきます。
取得した個人情報は、個人情報保護法において、あらかじめ利用目的を公表しておくことが義務づけられています。
個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。
引用:個人情報の保護に関する法律 | e-Gov 法令検索
ちなみにほとんどのブロガーは、導入しているツールや広告によって意図せずとも個人情報を取得しています。
その上で、下記の広告・ツールをサイト内で利用している場合には、個人情報を取り扱っている事業者としてプライバシーポリシーを記載しておく必要があります。
それぞれの広告・ツールの利用にあたって、プライバシーポリシーに記載すべき内容についても見ておきましょう。
- Googleアドセンス
Cookie (ユーザーのウェブサイトへのアクセス情報)を使用して広告を配信する旨、ユーザー自身でCookie を無効にできる旨 - Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトを利用して、利益を得ている旨 - Googleアナリティクス
アナリティクスの使用、Cookieの利用、アナリティクスでデータが収集・処理される旨 - 問い合わせフォーム
フォーム送信の際に取得したメールアドレスなどの取り扱い範囲を記載
これらの内容をプライバシーポリシーに盛り込んでいきます。
プライバシーポリシーの雛形
ここまでを踏まえ、当ブログではプライバシーポリシーを下記のように記載しています。
Googleアドセンス、その他ASPについて
▼雛形▼
当サイトに掲載されている広告について
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net、もしもアフィリエイト、Amazonアソシエイト、Canva、felmat、PRESCO、RENTRACKS、seedApp、TGアフィリエイト、アクセストレード、インフォトップ、バリューコマース)を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 「Cookie」(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご覧ください。当サイトで収集した情報について、広告配信事業者に対して以下の訪問者情報を送信しています。
・Cookie等の利用者を識別するための識別子
・閲覧しているURLやサイトタイトル名の情報、閲覧時刻
・ブラウザやOS、端末の種別、画面サイズやIPアドレスなどの利用環境に関する情報
現状では、Amazonアソシエイト以外のASPについては、プライバシーポリシーの記載は必須ではありませんが、利用規約が変更される可能性もあるため、利用しているASPは全部記載しておくに越したことはありません。
Amazonアソシエイトについて
▼雛形▼
Amazonアソシエイト・プログラムについて
●●は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって、サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである「Amazonアソシエイト・プログラム」の参加者です。
Amazonのアソシエイトとして、●●は適格販売により収入を得ています。
※●●の部分は必ず自身のサイト名に書き換えて記載してください。
Googleアナリティクスについて
▼雛形▼
当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちらをご覧ください。当サイトで収集した情報のうち、ツール提供事業者に対して以下の訪問者情報を送信しています。
・Cookie等の利用者を識別するための識別子
・閲覧しているURLやサイトタイトル名の情報、閲覧時刻
・ブラウザやOS、端末の種別、画面サイズやIPアドレスなどの利用環境に関する情報
問い合わせフォームについて
▼雛形▼
個人情報の利用目的について
当サイトでは、お問い合わせやコメント投稿の際に氏名・メールアドレス等の個人情報を入力いただく場合があります。
取得した個人情報は、必要な連絡のみに利用させていただくもので、これらの目的以外では利用いたしません。
また、取得した個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。
- 本人の同意が得られた場合
- 法令により開示が求められた場合
広告・ツールごとに、書くことはだいたい決まっています。
サイトで利用しているもの、これから利用しようというものに合わせて、ほとんどそのまま自分のサイトに使ってください。
2.免責事項の書き方
免責事項では、サイトの情報で読者が不利益を被っても責任を取れない旨を明記します。
たとえば、ブログで紹介した商品の不具合については、こちらで責任を取ることはできません。
その旨は、あらかじめ明示しておいた方が誠実であるといえます。
- サイトの情報で不利益があっても責任を負わない旨
- 情報の正確性や安全性を100%保証するものではない旨
免責事項の雛形
ここまでを踏まえ、免責事項は当ブログでは下記のとおり記載しています。
▼雛形▼
免責事項
当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、 必ずしもその内容の正確性および完全性を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害について、一切責任を負うものではございませんのであらかじめご了承ください。
また、当サイトから移動された先のホームページは、当サイトが管理、運営するものではありません。移動先サイトで提供される情報の真偽、サービス等につきましても一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
免責事項も、基本的にこのままコピペでOKです。
ただし、「ここは違う!」という部分は、自分のブログに合わせて変更してください。
3.問い合わせフォームの設置方法
問い合わせフォームは、読者や企業がサイト運営者に直接コンタクトを取るための窓口です。
読者から記事の誤りの指摘をもらえたり、企業からの仕事の依頼がくることもあります。
本格的にブログ副業で稼いでいくなら必ず設置しておきましょう。
- 企業から直接広告案件がくる
- 読者から情報ミスなどの連絡をもらえる
- Googleアドセンスや広告サービスの審査に有利に働く
- 意図せず著作権を侵害してしまっていても、著作権保持者と直接やりとりができる
特に著作権の問題は、問い合わせフォームがないと直接やりとりができないため、いきなり法的措置を取られる可能性もあります。
リスク回避なども含め、問い合わせフォームが必要になるでしょう。
問い合わせフォームは、「Contact Form 7」というプラグインを使って簡単に設置できます。
問い合わせフォーム設置方法(5分程度で設置可能)
4.自己紹介ページ(あると良し)の書き方
自己紹介ページは、必須ということではありませんが、設置をおすすめしています。
筆者がどんな人物であるかは、読者がブログを読むかどうかの大きな判断基準となります。
特に「権威性」は重要で、経験・経歴・職業などを示すことで、記事が信頼できるものであることを担保する役割を果たします。
また、読者が筆者と同じ境遇にある場合などは、共感を得られ記事を読んでもらえる可能性が高まります。
価値観が合うと認識してもらえれば、継続的に読んでくれたり、SNSをフォローしてくれたりと、ファンのような存在になってくれることもあります。
まとめ|必要な固定ページは早めに設置しておこう
今回は、収益ブログには掲載必須の「プライバシーポリシー」と「免責事項」の書き方を中心に、固定ページで設置するべき項目について解説しました。
固定ページで設置するべき項目をおさらいしましょう。
自己紹介ページは必須ではありませんが、プラスアルファで作成しておくことをおすすめします。
ブログ副業で収益化が見えてきたら、こうした形式的でリーガルな部分の対応も必要になります。
きっちり整えて誠実なサイトを作っていきましょう。
ブログ収益化の基本であるアフィリエイトのやり方については下記の記事で解説しています。
ブログ収益化の第一歩「アフィリエイト」広告の貼り方まで完全解説
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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